#5- 体験学習

管理人コラム(メルマガバックナンバー)

こんにちは。

All about Ojuken運営事務局です。

 

今回は「体験学習」についてです。

 

ご両親の頭を一番悩ますのが、体験学習です。

子供にどんな体験をどこまでさせたら良いか悩みます。

子供にとって、多くの体験が生活の土台となっていないと、受験に向けた総合的な力が身に付いたり伸びたりしません。

早期に受験準備を始めた家庭の中には、熱心に年齢以上の先取り学習で、子供に難問を与えて解かせる親の姿を見てきましたが、こうした先取り学習も、個人差があり、年齢相応でないため、あまり身についていないケースが多いようです。

まずは、幼いうちから五感を使った体験をいくつも重ねて、色々な経験をさせる機会を数多く多く与えるべきだと思います。

家庭内での身近な体験や経験では、家事のお手伝い、積み木、折り紙、トランプなどです。

積み木を例にとっても「5つの積み木を使って一番高くなるように積み上げてみて」「上から見たときにどのように見えるか」など、上方、四方からの見え方や、体を移動しながら体験することで、しっかりとした理解につながっていきます。

トランプの「上から見たときと下から見たときに同じに見えるトランプはどれ?」「違って見えるのは?」なども同様です。

実際の考査においても、推理や図形の問題としてよく出題されています。

ペットの飼育も効果的です。

子供が好きなペットを飼うことで、お世話をしたり、色々な動きを観察したり、体温の温かさを感じとったりと、生き物に触れて自然観察をすることは、子供の情操教育や発育のためにも大切ではないでしょうか。

手間と費用のかかる犬や猫のような大きな動物を飼う必要は全くありません。

ハムスターや金魚、昆虫のような小さな生き物をお世話することで十分です。

我が家では、小鳥から始まり、金魚、ハムスターやリス、うさぎ、犬(柴犬)を飼いました。

屋外では、公園の砂場遊び、鉄棒遊びやボール遊び、縄跳びなどですが、動物園、博物館や科学館の見学、キャンプや旅行など、家族そろって体験を共有するといいでしょう。

屋外での体験を通して、太陽の位置や影のできる方向など、または風の向き、そして四季折々の草花の種類や成長を観察できます。

このような問題は、考査の際に、常識や推理課題として出題されることがよくあります。

受験を強く意識すると、窮屈で長続きしないこともあります。

ともかく、家族で楽しむことを第一に考えたいところです。

興味を持って楽しみながら、何でも体験することが最良ですが、少しだけ小学校受験を頭に入れて体験を楽しむとしたら、四季折々の行事を確認し体感できる経験がおすすめです。

難関といわれる私立小学校では、特に四季や自然に関する言語問題や常識問題が、驚くほど多く出題されています。

 

[春]

3月:ひな祭り、春休み、卒業式、潮干狩り

4月:桜祭り、お花見、入学式や入園式

5月:こどもの日や端午の節句、母の日

[夏]

6月:父の日、梅雨、田植え

7月:七夕、夏休み、海開きや山開き

8月:お盆や盆踊り、花火大会

[秋]

9月:お月見、十五夜、お彼岸、敬老の日

10月:運動会、体育の日、稲刈り、紅葉狩り

11月:七五三、酉の市

[冬]

12月:クリスマス、大掃除やすすはらい、歳の市、大晦日

1月:元旦、お正月、初詣、鏡開き

2月:節分、梅まつり、雪まつりや冬まつり

 

月ごとの季節行事を紹介しましたが、他にも楽しい行事やイベントがたくさんあります。

「こどもきせつのぎょうじ絵じてん」(三省堂)を参考にすることも良いと思います。

また、季節や月ごとの行事や風物詩を大きなポスターで表した「こどものこよみ」(文彩センター)を利用すると良いでしょう。

習い事も楽しい体験となります。

体力づくりに加え、毎日の規則正しい生活のリズムにもなります。

男の子には、水泳、サッカーなど
女の子には、ピアノ、バレエが人気のようですが、受験が迫っても楽しく続けることが大切です。

習い事などは、いずれも本人の頑張りのエピソードとして、面接のときの話題として大いに役立つことでしょう。

また、変わった例として、茶道や華道、少し高級なホテルのレストランなど、静粛でフォーマルな空気の流れる中で、正装に近い形で子供に緊張感などを体験させることを推奨する幼児教室の先生がいらしたという話は聞いたことがあります。

考査や面接の際に子供が経験するであろう緊張感を前もって体験させる目的とのことでしたが、それを実際に体験した方のお話は聞いていません。

 

そのような体験も、その場の雰囲気に合わせた行動のとれる、場所をわきまえられる子につながります。

小学校受験では、自由遊びや共同作業で、初めて会うお友達と楽しんで作業する必要があります。

一方で、試験の移動中はおしゃべりをしてはいけません。

場所をわきまえる力(場の空気を読む力)がなければ、状況に対し、臨機応変に対応できないでしょう。

 

今日はここまでです。

それではまた!

All about Ojuken運営事務局

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