皆さま、こんにちは。
All about Ojuken運営事務局です。
さて、今回は「 受験を決意したら最初にすること ①志望校を決める」についてです。
幼稚園に入って一安心したところで、小学校のことはまだ考えられないと思いますが、遅くても幼稚園の年小か年中で、小学校は私立か公立かを決めた方が良いと思います。
私立小学校を受験する方は、志望校をどこにするか、これは小学校受験をすると決めた時点で一番最初に考えていただきたいことです。
なぜかと言いますと、志望校により入試の選抜方法が異なるからです。
選抜方法と入試傾向を知ることにより、子どもや保護者にかかる負担を軽減することができます。
Contents
慶応幼稚舎の場合
・行動観察(グループ遊び、自由遊びなど)
・制作(絵画制作や粘土制作など)
・運動(リトミックやケンケンなど)
暁星小学校の場合
・ペーパー(お話の記憶、数の加減、言語、図形、常識など)
・行動観察(グループ遊び)
・制作(条件画など)
・運動(ボール投げ、リトミックなど)
この2校を比べるとよく分かりますが、慶応を第一志望にするのでしたら、行動観察と絵画制作に力を入れて、余力を巧緻性と運動、知識の補充を目的とする簡単なペーパーテストにまわします。
暁星を志望するのであれば、まずは第一にペーパーテスト(分量や速さに対応できるレベルまで)を徹底的に仕上げます。
その後、行動観察や制作、運動に取り組むというように、効率よく対策ができると思います。
子供の負担を軽減することができるので、小学校受験を決めた時点で、まずは志望校を決めましょう。
そして、志望校の選抜方法に沿った対策を取りながら、子供をお話が聞ける子にしてあげることが、合格の近道となります。
なかなか志望校が決まらない場合は、ペーパー対策から始めましょう。
以前に比べて、多くの学校でペーパーテストのウエイトが低くなりました。
しかし、ペーパー対策をしておくと併願校を選びやすくなることと、入試直前の志望校の変更が可能になります。
ペーパーテスト重点校が第一志望でなければ、難易度の高いペーパーテストを大量にこなす必要はありません。
しかし、ペーパーテストがある学校を受験する場合は、ペーパーテストが重視されていなくても、ペーパーテスト対策を後回しにするのは危険です。
ペーパーテストでは、ペーパーを早くめくり、出題のペースに遅れず回答し続ける必要があります。
正解するための知識だけでなく、指示を聞き続ける集中力を養う訓練や、また、ペーパーをめくる訓練も必要となります。
これらのことをしっかりと対策するには、とても時間がかかります。
ですから、ペーパーテスト対策は早い段階で始める方が良いと思います。
ペーパー対策を開始した頃の目標
1、A4サイズの用紙をスムーズにめくれるようにする
2、丸、三角、四角、二重線が早くきれいに書けるようにする
3、使用する筆記用具(鉛筆、クーピーペン、クレヨン)の色を聞き分けられるようにする
この3つです。
基礎になる簡単な問題を教材として、まずはこの3点に絞って徹底的に訓練をして、確実にできるようになりましょう。
そして、子供が間違ったときは、叱りすぎないようにしましょう。
百害あって一利なしです。
今日はここまでです。
それではまた!
All about Ojuken運営事務局