小学校受験に必要な力

小学校受験には必要な6つの力があります。

「聞く力」「見る力」「話す力」「考える力」「行動する力」「表現する力」です。

小学校受験では、読む力や書く力は、一部の例外を除き、必要とされていません。

「聞く力」や「見る力」が、全ての力に通じる基本となります。

考査の問題を見ても、この時期の子供達は、特に聞いて理解できることが求められています。

見る力ももちろん大切です。見る力は特に見たことを模倣できることが重要です。

小学校1年生の学校生活や授業においては、まず、先生の言ったことが、しっかりと理解できているか、先生のお手本をしっかり見て、観察して真似ができるか、指導のポイントとなると思います。

例えば、習い事の華道や茶道も先生の模倣がしっかりできるのか、大人も同じような過程を経て、次の段階に進むのではないでしょうか。

子供も同様に、じっくりと着実な繰り返しを経て学んでいきます。

基礎教育の訓練の徹底ですが、何と言っても、「聞く力」や「見る力」が考査において、大前提として要求されているのです。

その上で「考える力」「話す力」「行動する力」「表現する力」の4つを含む6つの総合力を観察する考査 テストと面接となります。

よく出題される問題を例に、いかにこのような力が観察されているかを見てみましょう。

ドンジャンケン(学習院)

ケンケンでコースを進み、途中で足を変えて、中央でドンジャンケンをする。
買ったら黄色と青の玉を、負けたら黄色と赤の玉を取って籠に投げ入れる。
先生の模範のお手本を見た後で、個人で「見る力」「行動する力」「表現する力」が試されます。

ジェスチャーゲーム(東京女学館)

一枚の絵を見た後に、親子5組で話し合い、ジェスチャーで知らせる。
他のグループが観客となり、何の昔話かを当てる。
「見る力」や「話す力」、「表現する力」が試されます。

猿のしっぽ取りゲーム(慶應、横浜雙葉)

一人一人がマジックテープにくっついている尻尾をお尻につけて、合図とともにできるだけ多くのお友達の尻尾をとる。
「聞く力」や「見る力」、「行動する力」や「表現する力」が試されます。

踊りゲーム(立教)

「ジングルベル」や「もろびとこぞりて」などの曲をひとつ聞いて、前の曲よりも速い曲と思ったら、行進して、ゆっくりしている曲だと思ったら手をひらひらさせる。
「聞く力」や「考える力」、「表現する力」が試されます。

創作と発表(東洋英和)

指示創作や自由制作の後で作品について皆の前で発表する。
「考える力」や「表現する力」、「話す力」が試されます。

ドミノ並べ(暁星、雙葉、田園調布雙葉)

4~5人のグループで決められた時間内にドミノをできるだけ多く並べていく。
失敗した場合でも、時間内に何度も繰り返し並べる 。
「聞く力」や「考える力」、「行動する力」や「表現する力」が試されます。

このような集団遊びや自由遊び、身体や言語表現、指示行動や創作活動といった行動観察を通して、子供の持っている複数の力、総合力を観察しようと出題されます。

ペーパーテストの中で多く見られるものに、数量、図形、推理、常識といった問題は、いずれも「聞く力」や「見る力」、「考える力」を観察するものです。

また、女子校のペーパーテストの問題の1番目として、出題傾向の高い「お話の記憶」は長文なので、しっかりと聞き、内容を正確に理解して、後の指示に従って答えるというものです。

日頃より言語能力に加え集中力を磨くことも必要になります。

ペーパーテストのない私立小学校もなかにはありますが、たぶん「聞く力」や「見る力」、「考える力」が十分あることを前提に、「話す力」や「行動する力」、「表現する力」が備わっているかを観察するもので、基本となる「聞く力」や「見る力」、「考える力」がなければ、力を発揮できるものではないのです。

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